ソフトバイオマスからエタノールを製造する技術
財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)とHondaの研究開発子会社である株式会社 本田技術研究所(以下Honda)は、植物由来の再生可能資源であるソフトバイオマス※1からエタノールを製造する技術に関する共同研究の成果を発表した。
バイオエタノールは燃焼時に放出されるCO2が、もともと植物が光合成により取り込んだもので、大気中のCO2総量に影響を与えない為、カーボンニュートラルな燃料として、地球温暖化対策に有効なエネルギー源として注目されている。ホンダ広報発表
従来の技術ではサトウキビやトウモロコシなどの糖質やでんぷん質を原料にしているます。
しかしサトウキビやトウモロコシは食料でもあるため安定的な原料確保が難しいという課題がありました。
その課題をクリアーしたのが、今回の成果です!
稲わらなど食用に向かない植物の葉や茎からアルコール燃料を製造する技術の基盤を確立したのです。
早期の実用化に期待!!
技術的な詳しい解説は、ホンダ広報発表をご覧ください。
バイオエタノール混合ガソリン試験販売
石油元売り会社などで組織する石油連盟は19日、植物からつくられるバイオエタノールを混ぜたガソリンを来年夏から試験販売する方針を固めた。首都圏を中心に全国約50カ所のガソリンスタンドでハイオクガソリンに添加して販売し、既存設備の影響を調べる。原油価格が高騰する中でバイオエタノールは石油代替燃料として注目されており、石連では問題がなければ平成22年度から本格販売に踏み切る。
こうした動きに伴い、トヨタ自動車がすべてのガソリンエンジンで、エタノール混合率が10%以内のガソリンについて対応できるようにするなど、自動車メーカーはバイオエタノールを燃料として使用できる態勢を構築しつつある。日本でバイオエタノールを普及させるには石油業界の対応が不可欠だったが、石連が試験販売に乗り出すことでその基盤が整う。産経新聞
ガソリン価格が高騰しているので、環境悪影響がなければ積極的に取り入れてもらいたい。
個人的には、今後のディーゼル車普及にも注目!!
バイオエタノール
バイオエタノールとは、サトウキビの糖分やトウモロコシのでんぷん質などから作り出されるアルコールの1種で代替燃料として現在注目を浴びている。
しかしバイオエタノールも燃やせば、地球温暖化物質である二酸化炭素(CO2)を排出する!
でも植物が成長する過程で吸収したCO2が再び放出されるだけだと考えられている。
地球の平均気温が数度上がるだけでも人類に多大な影響を及ぼすといわれているだけにバイオエタノールの使用が地球の温暖化防止対策の一つになればと期待されている。
既に米国やブラジルでは自動車用燃料として使われている実績もある!